エコーディの世界

インプットゲインによる有機的な倍音感までもコントロール可能なアナログ、テープ系の”Lo-Fiディレイ”。

LoFiタイプなのにHoldスイッチ付きで、トリッキーでイル・トリッピンなプレイが可能。

音はワームでスイートでメロウでオーガニックで時々イルマティック。

ATTACK（右上ノブ） ディレイチップの前段に設けられた最大+21dBのプリアンプゲイン。

0の時にはリピート音に倍音(歪）は加えられずクリーンなディレイ音。

最大方向に上げていくとリピート音に倍音が付加されていき、ラウドで美しいアナログ感のあるディレイサウンドに。

オリジナルのドライ信号には影響せず、ディレイのリピート音だけに倍音を加えられます。

BINARY CLOCK（右下） ディレイタイム。

最大約500msec以上のディレイタイムとなります。

ディレイタイムが高めになるとPT2399チップ特有のチャーミングなサウンドが付加されるのも個性の1つです。

SUMMATION（左下） フィードバック/リピート。

最大位置付近ではディレイ・フィードバック・サウンドになります。

LEVEL（左上） オリジナルサウンドに対する「ディレイサウンドのレベル」を調整。

TACOS 真中に位置する小さなトリム。

ディレイ音のオーガニックなゆらぎ/揺れを調整することができます。

最小のポジションでは揺れは加わらず、クリーンなディレイサウンド。

最大方向に回していくと、ピッチシフトとディチューンが大きくなり、ディレイ音が徐々に揺れ、ゆらぎはじめるとそのサウンドはまるでテープのヘッドが汚れたような独特なアナログの揺らぎ感。

このゆらぎと、INPUTプリアンプで作り出されるアナログ倍音が組み合わさって、この美しくも儚い「哀愁ディレイサウンド」が作られています。

HAVOC 右下に位置する2つめのフットスイッチ（ソフトタッチタイプ）。

このフットスイッチを踏み続けている間、ディレイ音をフィードバックさせ発振させます。

同時にハイパスフィルターを作動させ、印象的かつ独創的なディレイ・フィードバックを演出します。

HAVOCフットスイッチを細かく踏み込んだり、長く踏み込むことで、様々な持続する発振ディレイのバリエーションを演出することができます。

*入荷時期によって筺体や印字のカラーが変わる場合がございます。